好きな仕事を諦めない!

旅行者の健康をサポートする「ツアーナース」

旅行者の健康をサポートする「ツアーナース」

仕事内容について

一般にはあまり知られてはいませんが、ツアーナースという仕事があります。内容は読んで字のごとく旅行に付き添う看護師です。この仕事に就くためには、看護師免許や准看護師免許が必要となります。派遣先の団体によっては、年齢制限や看護経験などの条件がある場合もあります。さらに旅行先では、病院と違って十分な設備はありませんので、その場の機転や冷静な応用力が求められるため、熟練した看護経験が必要となります。他にも、看護業務だけでなく、添乗業務としてツアーのサポートも行いますので、接客業としてのサービス精神やコミュニケーション能力も必要です。

労働者派遣法改正法の基準

ツアーナースは、基本的に派遣会社に属することになるため、労働者派遣法改正法の基準を満たす必要があります。その基準とは以下のいずれかの条件を満たしていることです。
・60歳以上であること
・(学校教育法の)学校の学生・生徒であること
・本業の年間収入が500万円以上であり、副業として派遣就業を希望してること
・主たる生計者ではなく、かつ、世帯の年間収入が500万円以上であること
以上のいずれかです。

メリット、デメリット、収入など

ツアーナースのメリットは、人間関係のストレスが少なく、さまざまな場所を旅行することができることです。デメリットは、旅行シーズンしか需要がないため、求人の募集自体が少なくて、その仕事に就くことが出来るチャンスが少ないということです。
ツアーナースの収入は、派遣会社の基準によりますが、日給で10,000円~12,000円ほどで、夜勤や休日出勤の手当てはなく、正職員ではないため昇給やボーナスなども期待できません。旅行シーズンしか需要がないため、安定した収入を確保するのが難しく、他の仕事をしながら、添乗看護師をすることになります。

ツアーナースの具体的な仕事

ツアーナースとして、修学旅行やツアーなどの団体旅行に同行して旅行者の健康管理を行います。他にも、添乗業務としてツアーのサポートも行いますので、添乗員同様、お客様に、快適、安全、安心して、旅行を楽しんでいただけるよう、工夫や努力することが求められます。出発前には他のスタッフたちと旅行のスケジュールを確認し、添乗中の注意事項や不明点など、打ち合わせを行います。旅行中は、病人や怪我人が出ると、速やかに対処を行いますが、何もなければツアーのサポートをメインにおこないます。そして、旅行が終われば、業務報告や反省会などを行います。
看護師の業務をするために旅行に同行するので、旅そのものを純粋に楽しむわけにはいきませんが、仕事場は常に旅の空の下なので、非日常感を味わうことができるのが魅力です。
ツアーナースになるためには、何よりもまず看護師の資格を取る必要があります。一から勉強しようと考えているのなら、試験合格や資格取得のノウハウも持っている専門学校がオススメです。

東京近郊で看護師を目指すなら、全日制の看護学科のある東京衛生学園専門学校が良いですよ。

about me

社会に出て、毎日通勤をしていると、自分がやりたかったのはこの仕事じゃない、と痛切に思うことがあります。実は、これは以前の私も考えていたことです。好きなことを仕事にすればいいと気がついて、私は一念発起して旅行代理店に転職しました。その体験をもとにこのサイトを立ち上げ、昔の私と同じ思いを抱いている人のお役に立てればと思っています。お問い合わせはこちらへ。 kana-trip_daisuki1205☆yahoo.co.jp